クスサン  Caligula japonica
分 類
 鱗翅目 ヤママユガ

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成 虫
 9〜10月頃羽化する成虫は開張100mm以上の大型です。「楠蚕」(クスノキのガ)と呼ばれることもあります。
 卵は,灰色の結構大きな卵で,数十から数百個を幹上に塊状に産み付けます。卵で越冬します。 
幼 虫
 1年1回の発生で,春から初夏に見られる幼虫は,最大80mm程にもなり,小さなときは黒く毛が少ないのですが,成長すると白〜水色の長い毛がびっしりと生えてきます。そのため,「シラガタロウ」と呼ぶ地方もあります。
 食草は、クリ・クルミ・ウルシ・ハゼ・ヌルデ・ケヤキ・ナラ・カエデ・サクラ・トチノキなどです。クリの木でよく見つかるために,「クリケムシ」と呼ぶ地方もあります。
繭・蛹
 7月頃に茶色の網目状の繭を作り蛹になります。幼虫の絹糸線からは釣り糸のテグスのような丈夫な糸がとれたそうです。また,繭は荒い網状で,中の蛹が見えるので,「スカシダワラ」と呼ばれていました。それをほぐしたものは「栗綿」と呼ばれていて,紡績の原料にしたそうです。
近似種
 ヤママユガ,ウスタビガ