ウスタビガ ( Rhodinia fugax)
分 類
 鱗翅目 ヤママユガ科

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成 虫
 一般に、昆虫の羽化というと、春から夏にかけての種類が多いことがよく知られていますが、ウスタビガは、秋の終わり頃に羽化をます。メスが繭から羽化すると、すぐにおなかの先から臭い(フェロモン)を出しオスを呼び,交尾をします。そしてメスは、自分が抜け出たばかりの繭や近くの枝に黒っぽい卵を産みつけます。とにかく冬が迫っているので、すべてがせわしない生活史です。
  成虫の雄は羽の色が赤茶色をしていて、触覚が羽毛のような形をしていています。雌は羽の色がオスに比べ黄色っぽくて少し大きい(翅(し)開張雌は11cm,雄は9cmほどです。)のが特徴です。
 ヤママユガ科の仲間はほとんど世界中に分布していますが、特に熱帯に多く、日本には12種類ほどが生息しています。大型種が多く、オオミズアオや世界で一番大きなガのひとつであるヨナグニサンも同じ仲間です。この仲間は口が退化していて、成虫になると何も食べません。
 卵で越冬します。
幼 虫
 幼虫は,クリ,クヌギ,コナラ,エノキ,サクラ,カエデなど,いろいろな樹木の葉を食べます。
繭・蛹
 繭はヤマカマスといわれる特徴的な形をしています。
近似種
 ヤママユガ クスサン